売れるタクシードライバーと売れないタクシードライバー何が違うの?
ご質問ありがとうございます。
現在タクシードライバー(タクシー運転手)をしている方からのご質問ではなく、これからタクシードライバーを目指そうとしている方からのご質問とお見受けします。売れるドライバーになって、いずれスタドラインタビュー(各営業所の売上トップのドライバーさんのインタビュー記事)に出て下さる事を祈っています。
さてご質問の回答ですが、これは簡単です。売上に対して執着があるかないかです。
流し営業を行わない地方のタクシーと流し営業が基本の都心部との違いはありますが、どちらにしても売上を高くしたいという思いがあるかないかが一番の違いであると思います。
流し営業を行わない地方のタクシーであっても、売上に対して執着がない方はお客様を降ろした後に所定の駅にまっすぐ戻らずに道草をして(要はさぼって)しまいます。
結果乗車率が落ちてしまい本来であれば順番に配車される仕組みなので当然日ごとの差はでるものの月や年でならせば差がたいしてつかないはずなのに年収で100万以上差がついてしまう事もあります。
流し営業が主体の都心部であればなおさらです。
漫然とどこかの駅につけてお客様を待っている方と、自分から動いてお客様を貪欲に探しに行く方とでは年収にすると倍以上もの開きが出る場合があります。
さぼらない、真面目である、体力がある、分析力がある、目がいい、いろいろと細かい要因はありますが、さぼらない人でもただ漫然と流していてはお客様は見つけられません。空車なのに片側二車線の道路でだらっと歩道側ではない道を流しているタクシーを何台も見かけます。
逆に対向車線からでもタクシーを探している人を見つけられるドライバーさんもいらっしゃいます。これは視野の広さ、注意深さなどの違いはありますが、その根本は売上を高くしよう、頑張ろうという意識、思いの違いであると思います。
タクシーの良いところでもあり、悪いところでもあるのですが、営業所を出た後は帰庫するまでの間は基本的に一人職場です。さぼっても誰も文句を言わないですし、口うるさい上司もいません。かっこいいところを見せたい後輩もいなければ、うまくいかない時に慰めてくれる同期もいません。すべては自分次第です。
自分はのんべんたらりと大して売り上げのあがらないタクシードライバーになるのか、バリバリと稼ぎそんじょそこらのビジネスマンでは叶わないほどの高給取りのタクシードライバーになるのか、どのようなイメージを持って仕事に臨むのかで驚くほどの成果の違いが出ると思います。
改めて売り上げの高いかっこいいタクシードライバーになられることを心から祈っています。頑張ってください。
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