タクシードライバーがなりやすい高血圧の実態

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タクシードライバーがなりやすい高血圧の実態

タクシードライバーの平均年齢は、57.6歳と年々その平均年齢は上がってきています。
この年齢にさしかかると注意しなくてはならないのが、自身が『健康』であることです。『健康』を損なうと、職場やプライベートなど色々なところに支障をきたします。

人は皆、歳をとるにつれて、今まで健康体であった人も以前のようにいかず、体になんらかの爆弾を抱えてしまうものです。その中でも、よく聞く爆弾の1つが『高血圧』です。

高血圧自体は、症状として体には出にくいものなので、普通に生活していると気づきにくく、気が付いた時には動脈硬化や脳卒中といった命の危険を招く原因になってしまう恐ろしい爆弾です。

『高血圧』という名前は聞いたことがあるが、実際なるとどうなってしまうのか!など、知っているようで、あまり知らない『高血圧』の実態について、ご紹介したいと思います。ここで正しい知識を身につけて、予防や対策を考えていきましょう。

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血圧について知っておこう!

そもそも『血圧』って、体にどんな働きをするものなのでしょうか。

『血圧』は、血管の中を流れる血液が血管壁に与える圧力のことを言います。血液は心臓の働きによって全身の血管に押し出されます。心臓が収縮して血液を送り出すときに血圧が最も大きくなり、これが高血圧だった人の場合、さらに血圧が上昇してしまうため、心臓に負担がかかってしまいます。

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高血圧の症状とは!?

 
『高血圧』と言っても、少しくらいの血圧の上昇ではほとんど症状はありません。しかし、高い血圧状態が長期間続き、それを放置すると、動脈硬化をまねき、脳卒中などの脳になんらかの障害が出るだけでなく、心臓病や腎疾患など、さまざまな疾患を併発させてしまいます。

日本高血圧学会では、『高血圧』の基準を140/90mmHg(診察時)としています。もし、ご家庭で測定する場合は、135/85mmHgを目安にしてください。これ以上の血圧が出てしまった場合、高血圧の対象となりますので病院で必ず治療するようにしましょう。

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放置しておくと大変危険な高血圧

高血圧の状態をずっと放置しておくと、下記のような病気につながります。この病気は最悪の場合『死』に至り、助かった場合でも普段通りの生活が送れなくなってしまう可能性もある恐ろしい病気です。

脳卒中<脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など>
最高血圧が10mmHg上昇すると男性で約20%、女性で15%リスクが高くなります。脳卒中の危険なところは、命を落とすことはなくても、脳に障害が残ってしまい、運動障害や言語障害が残りやすく日常生活に大きな影響を与えてしまいます。

心疾患<心筋梗塞、狭心症など>
こちらも高血圧が大きな原因でなる方が多いです。特に男性の場合、最高血圧が10mmHg高くなると、15%も危険性が増すというデータが最近の研究で証明されています。

慢性腎臓病
高血圧が続くと、腎臓にも大きな影響を与えます。腎臓病を放置しておくと、心筋梗塞や脳卒中で死亡するリスクが高まります。

以上のような病気を避けるためにも、高血圧に気が付いたらなるべく早いうちに対処しておくことが大切です。

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高血圧になる原因は?

『高血圧』になる大きな原因として、遺伝や環境などでなってしまう『遺伝的要素』と『環境因子』があります。

【遺伝的要素】
生まれつき高血圧になりやすい体質の人がもつ要因です。これに該当してしまう方は、日頃から食べ物や運動に細心の注意をはらい、普通の人よりも気をつけなければなりません。

【環境因子】
日々の食事や、運動といった生活の積み重ねにより『高血圧』になってしまう人です。
これは、自分の努力によって改善が見込めますので、普段から規則正しい生活をすることが大切です。

以上の要因を『本能性高血圧』と言い、血圧を上げるいくつかの要因が複雑に絡み合っています。中でも最も多い原因は、『環境因子』だと言われており、ここでいくつかその原因の詳細をご紹介していきます。

食塩の取り過ぎ
食塩=塩化ナトリウムを取り過ぎると、尿内へナトリウムを排出するという腎臓の能力を上回ってしまうため、血液中にナトリウムが溜まってしまいます。ナトリウムが溜まってしまうと、ナトリウム濃度を調整しようという働きが起きます。よって循環血流量が増加し、血圧が上がってしまいます。

肥満
肥満は、高血圧の最大の危険因子になります。特に、内臓肥満は血圧上昇と深い関係があるため、減量すると血圧が下がる傾向にあると言われています。心臓から送られてくる血液の量は体重に比例して増加するので、心臓に最も負荷がかかります。

ちなみに、メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)は、内臓脂肪型肥満に高血圧、高血糖、脂質異常のうちいずれか2つ以上を併せもった状態で、過剰な内臓脂肪の蓄積(激太り)は高血圧症、糖尿病などの生活習慣病を併発する危険性がありますので、くれぐれも注意しましょう!

精神的ストレス
精神的ストレスは血圧を一時的に上昇させます。これが常に続くと、交換神経の緊張状態が続き、血管が収縮され血圧が高い状態を持続させてしまいます。

喫煙
タバコに含まれるニコチンには、血圧をあげる作用があります。続けて吸っていると心筋梗塞や動脈硬化のリスクが非常に高くなります。

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高血圧は簡単に調べられる!?予防と改善方法

高血圧は自覚症状がほぼなく、放置すると危険ですが、自宅で簡単に知ることができるのです。それによって、予防もできるし、早めの改善にも繋がります。
タクシー会社で働いている人はタクシー会社で健康診断が受けられます。もちろん、一般企業でお勤めの方も、健康診断を行っていれば、ほとんどのとことで『血圧測定』という項目があると思います。その結果、『血圧高め』と診断された場合、高血圧を疑い早めに病院で受診してみましょう。治療が必要なレベルなのかどうか判断を仰いでください。

また、最近では家庭でも簡単に測れる『血圧計』が売っています。それで、自分が今どれくらいあるのか確認してみましょう。
血圧が高めで気をつけなければならない人は、改善の第一歩『食事の取り方』や『規則正しい生活を送る』ようにしていきましょう。

高血圧を防ぐ食事のポイント

食塩を減らしましょう
加工食品に含まれる食塩も併せて1日6g未満を目標にしてください。食塩の代わりに、酢やレモンなど酸味の効いたものを利用すると減塩できます。
加工食品などで『ナトリウム』という表示がでてきた場合の食塩の算出方法は、こちらになります。

ナトリウム(g)× 2.54 = 食塩量(g)

食塩が多く含まれる加工食品
即席のラーメン 1袋(6.4g)
レトルトのビーフカレー 1袋(2.8g)
いかの塩辛 大さじ1杯(1.4g)
梅干し 1個(1.3g)
たくあん 20g(0.9g)
食パン 6枚切1枚(0.8g)
茹でうどん 1玉(0.7g)
ロースハム 1枚(0.5g)

普段何気なく食べている食品ですが、意外にも食塩が多く含まれているので献立にも気をつけて食事をとるようにしましょう。

エネルギーは控えめに
肥満は、血圧の上昇を引き起こします。穀類や菓子など糖分を多く含む食品はなるべく控えましょう。

栄養のバランスを考え正しく献立を
毎食「主食・主菜・副菜」を揃えましょう。

・主食(炭水化物を多く含む食品)
ご飯、パン、めん類など。こちらの食品は、多く摂りすぎると危険なものなので注意しましょう。

・主菜(良質タンパク質を多く含む食品)
魚、脂肪分が少ない肉など。これらは、たんぱく質が多く、血管を丈夫にする働きがあります。

・副菜(ビタミン、ミネラルを多く含む食品)
新鮮な野菜、果物。こちらの食品には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを多く含み、余分なナトリウムを尿中に排出し、血圧を下げる効果があります。食物繊維は、便秘解消にも効果を発揮しますので、一石二鳥の食品です。

アルコール飲料は医師と相談しましょう
アルコールは、血管を広げる働きがあり、飲酒後は血圧を下げますが、飲み過ぎると逆に血圧を上昇させてしまう働きがあります。また、エネルギーの取り過ぎにも繋がるため肥満の原因になってしまいます。飲酒は、医師と相談し、ほどほどにしましょう。

高血圧予防に最適の生活のポイント

休養と睡眠はしっかり取る
生活のリズムを崩さず、1時間でも多く睡眠をとるようにしましょう。睡眠不足が高血圧の原因に繋がるデータが某研究で証明されています。

適正な体重を維持する
-標準体重を目標にしてください。肥満は、高血圧の最大の敵です。
<標準体重の算出方法>
標準体重(Kg) =身長 (m) ×身長 (m) ×22

便秘に注意
便秘時のいきみは、血圧を上昇させてしまいます。食事や薬などで、予防することが大切です。

ストレスをためない生活を心掛ける
継続的なストレスは、高血圧になりえる大きなリスクです。たまには、ストレスを発散させ気分転換をして生活するようにしましょう。

禁煙する
喫煙は、周囲の人だけでなく自分にも大きな害を及ぼします。極力、禁煙するようにしてください。

適度な運動
適度な運動は、心臓や肺の機能を高め、血液の循環を促進します。体を動かすことで、肥満のリスクも軽減され、高血圧だけでなく糖尿病などのリスクを少なくなります。

急激な温度差に注意する
真夏や真冬は、冷房や暖房を使うので、外との気温差がかなりあるため血管に負担をかけてしまいます。特に真冬の場合、寒いと血管が縮小し、急に温かくなると血圧が上昇してしまいます。なるべく、気温差のない環境を保ちましょう。

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高血圧にならないためにタクシードライバーが目指すこと!

高血圧は、それ自体大きな病気ではありませんが、放置しておくと命の危険を伴う重大な病気になるリスクがあります。自覚症状がなくても、自分で調べることができるので、予防や対策がとりやすいと思います。タクシー会社の場合、必ず入社前にも健康診断がありますので、いち早く自分の血圧を知ることができるでしょう。

早期発見が、健康への第一歩です。もし、血圧が高いかな?と感じたら「ただの血圧が高いだけ」と放置せず、必ず病院で適切なアドバイスを受けてくださいね。

現在、血圧が正常値の人も高齢になるにつれて高血圧になりやすくなります。タクシードライバーの皆さんには、勤務シフトの関係上なかなか生活のリズムを構築するのが困難かもしれませんが、食事の見直しをするだけでも大きく改善されるはずです。自分のできることから実践して、健康な体を維持できるよう気を付けて生活するように心掛けましょう。

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