日の丸タクシーの紹介
日の丸タクシーは、日の丸自動車株式会社として始まり、タクシー部門が1991年に独立し、日の丸交通株式会社となりました。「腕よりも心で運転」という文言を掲げ、あらゆる角度からお客さんの満足を追求しています。
日の丸タクシーの特徴
日の丸タクシーは1950年に創業し、その歴史は古いですが、2011年より持ち株会社による新体制もスタートさせています。具体的には、ライン部門4営業所のうち3営業所を独立採算の新設会社として分割し、各社の責任と権限の明確化、コーポレート・ガバナンスの一層強化を目指すといったものです。ただ伝統的なだけでなく、現代、さらには未来へ向けた展開にも期待が持てる会社といえます。
幅広いタクシーサービス
日の丸タクシーの拠点は、東京都文京区後楽1-1-8 日の丸自動車ビルにあります。サービスは、街中を走行する一般的なタクシーのほか、「空港定額タクシー」や「東京観光タクシー」、子供や妊婦の送迎を行う「子育てタクシー」など様々です。また、女性ドライバーを指定して予約できる「なでしこタクシー」というサービスもあり、安心して乗れるとして女性から支持を集めています。
さらに日の丸タクシーには、UD(ユニバーサルデザイン)タクシーがあります。UDタクシーが掲げるコンセプトは「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」。車いす利用のお客さんや高齢者、妊婦、大きな荷物を持った人など、あらゆる人が快適に利用できることを目的としたタクシーです。車いすのまま乗車できるように、車の後部にはスロープが設けられています。また、足腰の弱い高齢者のために、乗車口には電動スライドステップやグリップが備え付けられています。従来の福祉タクシーは、要介護者や車いすの人のみに利用が限られていましたが、UDタクシーにはそうした制限がないため、誰でも利用できるというのが特徴です。
将来を見据えた新たな取り組み
日の丸タクシーでは、新しい取り組みも積極的に行われています。そのひとつとしてあげられるのが「ワールドワイドサービス」です。ワールドワイドサービスは、ニューヨークにおける送迎サービスで、ニューヨーク市内観光や空港と市街の移動に利用できます。ニューヨークの事情に詳しい日本人ドライバーが担当し、文化や習慣の違いで戸惑いがちの海外でも、安心して過ごせるよう、サポートしてくれるのです。