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タクシー運転手(タクシードライバー)は実は隠れた良い仕事

タクシー運転手(タクシードライバー)は実は隠れた良い仕事

タクシー運転手(タクシードライバー)に対する誤ったイメージ

タクシードライバーが足りません。タクシー業界は深刻な人出不足に陥っています。ドライバーズワークはなんとかタクシードライバーになりたいと考える方を増やしたいと思っています。もちろん、現在既にタクシードライバーで仕事をされている方の転職の相談をお受けする機会も多いのですが、タクシードライバー人口を増やすためには、タクシードライバー未経験の方をタクシー業界にお連れしなければなりません。ただ、そのためには世間一般に定着していると思われる、誤ったタクシー業界に対するイメージを払拭する必要があると考えました。ここではタクシー運転手という職業の魅力をドライバーズワークなりに考え発信します。

世間一般的なタクシードライバーのイメージ

周囲の人たちにタクシードライバーについてどのようなイメージを持っているか聞いてみました。

タクシードライバーのイメージ
・不景気の影響を一番先に受け、景気の恩恵を一番先に受ける
・リストラされてどこにも就職先がない人が行き着く業界
・夜勤もあるのにかかわらず安月給
・出稼ぎの労働者
・歩合制の過酷な労働環境

などなど、散々な言われようでした。確かに、この業界への関わりがあまり無いと、似たイメージを持ちがちですよね。

日本人の平均収入はどのくらいなのか?

令和2年9月に発表された国税庁の民間給与実態調査によれば、日本人の平均年収は436万円ということです。年収レンジ別の人口としては、男性では年収300万円台の方々が一番人数が多く、女性では年収100万円台の方々が一番人数が多いという結果になっています。これが実態です。

タクシードライバーの平均収入はどのくらいなのか?

安月給というイメージがついてしまっているタクシードライバーですが、実際どうかというとまったくそんな事はありません。タクシードライバーの給料体系は、一般のサラリーマンと比べると歩合の比率が多いです。その比率は各タクシー会社によって変わりますが、おおよそ、売上高の60%がタクシードライバーの給与として支払われることが一般的です。ちなみに、タクシー業界は国土交通省下の関東運輸局へ定期的な報告義務があり売上実績なども公表されているためそのデータをもとにある程度の概算をすることができます。タクシー1台当たり1か月あたり売上は平均で約540,000円、タクシードライバーの給与にあたるのは、その60%になりますからこれを月収とした場合、324,000円、年収は3,880,000円に換算されます。年収レンジ別の人口に照らし合わせると、男性の一番のボリュームゾーンが300万円台ですから、その上位にあたります。以上を踏まえると安月給ではないことがわかると思います。そして、歩合制ですから、タクシードライバーの営業成績次第では月給50万円、60万円と稼ぐ方々も多数いらっしゃるという訳です。

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タクシードライバーは高齢でも稼げる!女性でも稼げる!

タクシードライバーの年齢層についてですが、現在かなりの超高齢化が進んでいます。業界に対するイメージからか、若年層がなかなか志望しないことが背景にあります。一方で、高齢なタクシードライバーの方々が活躍している事実があります。高齢でも若い方と変わらずに働き、営業成績をあげられる環境があるというのもタクシー業界の魅力です。他業種の仕事で、60代や70代になって月給30万円以上を稼ぐことは簡単ではありませんが、タクシードライバーであれば全然可能です。また、女性年収の一番のボリュームゾーンは100万円台ですが、300万円台、400万円台を普通に稼げます。こういった魅力は、意外と周知されていないものです。

タクシー業界に対する世間一般のイメージ

周囲の人たちに、タクシー業界についてどのようなイメージを持っているかも聞いてみました。
・不景気の影響を一番先に受け、景気の恩恵を一番先に受ける為利益が出ない
・リストラされてどこにも就職先がない人がいくつく場所なので組織運営が大変
・ブラック企業
などなど、これまた散々な言われようでした。

タクシー業界のイメージを悪化させたと思われる2002年の規制緩和

なぜここまでイメージが悪くなってしまったのでしょうか?それは、2002年の小泉内閣時代の規制緩和によるものが大きいと考えています。当時の規制緩和はこちらの通りです。

■小泉内閣時代のタクシー業界規制緩和
・許可制から事前届出制に
・最低保持台数を60台から10台に
・営業所および車庫を所有からリースでもOKに
・タクシー車両を新車から中古車でもOKに

と大幅な規制緩和がなされ新規参入が促進されました。この取り組み自体は奏功し、これによりタクシー台数が劇的に増加していきました。しかしながら、タクシー乗客数にも限りはありますから供給過剰が状態が発生、その結果としてタクシー1台あたりの売上は減少していきました。タクシードライバーは、休憩を取らずに車を走らせたり、交通ルール違反をしたりと、乗客獲得のために無理が重なるようになりました。その結果、交通事故件数が増加してしまったのです。

2009年に実質的に新規参入、増車を規制、そして減車の促進

このような状況を経て、2009年にタクシー業界は再編のための規制がかかります。大きな流れとしてはとにかくタクシーの台数を減らすというものです。
新規参入が実質的にはできないように
・最低保持台数を東京の特別区では10台~40台に
・事前届出制から再度許可制とし、新規需要がない限り認めない

と変更がなされました。既存の事業所の増車も新規参入と同様、許可制とし新規需要がない限り認めないとしたので実質的に増車もできないような形となりました。そしてさらに増えすぎてしまったタクシー台数を減らすために、業界全体の自主減車を促そうと、自主的に減車を行った場合は監査を免除するという事にしたため2008年のピークから現在に至るまでに毎年減車を続けています。

タクシー業界ほど安定した業界はない

現在なお、タクシー会社の新規参入は不可能な状況で、既存のタクシー会社も増車はできません。つまり、今走っているタクシーの台数以上に増えることは基本的にありません。これは市場としては非常に恵まれた環境であるということがいえます。どの業界もグローバル化、ICT化によるパラダイムシフトにさらされています。数年前までは大手で盤石だと思われた企業があっという間に凋落していく時代です。そのような中、日本語の修得、日本の二種免許取得、地理試験合格などのタクシードライバー専任要件を鑑みると外国人に取って代わられるリスクが小さいことや、例えばタクシーの無人化や自動運転化などのICT化の驚異も近年には無さそうだと考えられますし、超高齢社会を迎える日本でのタクシーへの需要は高まっていくことを踏まえると、業界としては恵まれているし、ある意味で将来性も見出だせる業界であることがわかります。

ロンドンタクシーを目指したい

ロンドンのタクシードライバーは、日本でのタクシードライバーとは異なり、社会的地位自体が高いことで知られています。ロンドンのタクシードライバーになるためには、日本とは比較にならないレベルの難試験に合格する必要があり、ほんの一握りの合格者でもあるドライバーは自分たちの仕事に誇りをもって取り組んでいます。ドライバーズワークは、日本におけるタクシードライバー人口の増加に貢献し、タクシードライバーという職業を、皆がなりたいと思える職業にすることを目指しています。

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タクシードライバーになるには?

実際にタクシードライバーになるには何が必要になるのか、始めに何をしたらよいのでしょうか。

デビューまでの流れ

まずは、タクシー業界でデビューするまでの流れをおおまかにお伝えしていきます。全体の流れとして頭に入れておくとよいでしょう。

1:興味のある求人を調べる。
興味のある求人があれば、給与体系がどうか、営業所がどこにあるのか、条件は合うかといったことを調べます。タクシードライバー・運転手の求人から探してみてください。職種や地域など、細かな条件をつけて検索もできます。そうして、いくつかご自身が納得した案件をピックアップしたら応募していきましょう。

2:面接をして、通過すれば採用となる。
応募すると面接になり、それに通れば採用となります。就職や面接についての不安や疑問は転職成功ガイドで解決できるでしょう。

3:研修を受ける。
採用が決まって、乗務が始まる前には研修があります。研修について詳しくはタクシー運転手の研修ってどんなことをするの?をご覧ください。

4:タクシードライバーとしてデビュー!
研修が終われば、ついにタクシードライバーとしてデビューです。

二種免許の取得と地理試験の合格

タクシーやバスのように“事業としてお客様を乗せてその対価としてお金を頂く場合”には「第二種運転免許」が必要です。これを取得するには第一種免許を取得してから3年以上経過していることが条件となっており、それに伴ってタクシードライバーの求人の条件としても、AT(オートマチック)限定でもよいので、第一種免許を取得してから3年間以上経過していることが必要となります。

また、東京都・神奈川県・大阪府といった都市部でタクシー運転手になるためには地理試験に合格することも必須。入社後の研修で受験できるので、必ずしも入社前に資格を持っていたり試験に合格していたりする必要はありませんが、タクシードライバーになるには必要となります。

二種免許や地理試験などについて詳しくはタクシー運転手になる資格を徹底紹介!をご覧ください。

年齢制限のクリア

タクシードライバーになるには年齢制限もあります。というのも先ほど二種免許が必要とお伝えしましたが、その免許を取得する条件として21歳以上というものがあるのです。二種免許を取得できない、つまりタクシーを運転できない21歳未満の場合には残念ながらまだタクシードライバーにはなれません。

その一方で、上の制限はありません。タクシードライバーには50~60代の方も多く、70歳を超える方もいます。詳しくはタクシードライバーの平均年齢と勤続年数についてのレポートをご覧ください。

スキル

タクシードライバーとして働き始めたときには、いくつかのスキルが必要となります。

■ドライビングのスキル
お客様を乗せて街中を走るので、ドライビングのスキルが重要です。お客様の要望によっては、狭くて難しい道や、車通りや人通りが多くて難しい道といったところを通らなくてはならないこともあるでしょう。そうしたときに安全に運転するドライビングスキルは重要です。

■地理把握のスキル
安全に早くお客様が希望する場所までお連れするのがタクシードライバーの仕事です。空いている道や近道などを知っていれば、安全かつ短時間で目的地に到着が可能となります。

■コミュニケーションスキル
お客様が乗車されたら、目的地をお聞きします。目的地を曖昧に伝えられることや、小声で聞き取れないこともあります。そうしたときにどのようにして聞き返したらよいかといったコミュニケーションの取り方も重要です。また、運転中はお客様から話しかけてもらうこともあります。そうしたときにお客様が満足するように話し相手になるためにコミュニケーションスキルが必要となります。

■常に安全運転を意識するスキル
運転に慣れてくると、安全に対する意識が薄れてしまうこともあります。お客様をいち早く目的地にお連れすることは重要な任務ではありますが、最も大切なのは安全。常に安全運転を意識するスキルが長く勤めるうえで重要です。

■英語のスキル
外国人の観光客も増えてきた昨今。英語のスキルも必要となることがあります。こちらに関してはタクシードライバーに必要な英語のスキルについてもご覧ください。

一般的な街中を走るタクシードライバーについてお伝えしましたが、その他にも観光タクシーやハイヤータクシー、個人タクシーがあります。

観光タクシードライバー(観光タクシー運転手)になるには?

バスツアーなどではバスガイドが観光地を案内しますが、観光タクシーの場合はタクシードライバーが観光案内をしていきます。先ほどご紹介したドライビングのスキルや地理把握のスキルなどがあるだけでなく、おすすめの飲食店や穴場の観光スポットなどの情報、観光名所の歴史や有名なエピソードなどに関する知識がなければなりません。

一定以上の水準で観光案内サービスを提供できるよう、観光タクシードライバー(観光タクシー運転手)向けに、認定試験が設けられています。東京都や京都府、北海道など、観光地として有名な都道府県にはそれぞれ認定試験が設けられています。観光タクシードライバー(観光タクシー運転手)になるには、タクシードライバーとして経験を積み、それと同時に観光名所について学んでいきましょう。

関連記事:観光タクシーとは

ハイヤードライバー(ハイヤー運転手)になるには?

ハイヤーとは、完全予約制の貸し切り送迎車のこと。多くの場合はタクシー会社と企業の間で契約されており、企業の役員や海外VIPの送迎に利用されています。あらかじめ目的地や走るルートが決まっているため、街中を走るタクシードライバーのように抜け道のようなところまで知っておく必要はありません。ただし、地位が高い方をお客様とすることが多いために、事故や粗相のないよう、タクシードライバーの経歴を持つ方のみが求人の対象となることもあります。また、必要となるのはドライビングや安全運転のスキルだけでなく、接し方において正しい礼儀作法ができることが条件となります。

ハイヤードライバー(ハイヤー運転手)になるには、まずはタクシードライバーとして経験を積んでいくことが重要となります。そこで経験を積んでいきましょう。ある程度のスキルがついたらハイヤーの求人に申し込んでみてください。

関連記事:ハイヤーとは

個人タクシードライバー(個人タクシー運転手)になるには?

個人タクシーとは、許可を受けた個人がお客様を乗せるタクシー事業のことです。1人で運転者と事業者の役割をしなくてはならない反面、営業売上がすべて自分の給料として入ることや通勤の必要がないことなどのメリットがあります。個人タクシードライバー(個人タクシー運転手)になるには年齢ごとにいくつかの条件がありますが、共通したものとして申請日に65歳未満であることという条件があります。条件に関して詳しくは法人タクシーと個人タクシーの違いって?をご参照ください。

こうした条件を満たし、新規に認可を受ける、あるいは既存の個人タクシー事業者から事業の譲渡・相続を受けることで、個人タクシードライバー(個人タクシー運転手)になることができます。

タクシードライバーの仕事はタクシードライバー・運転手の求人の検索機能を活用して、あなたに合った求人を探していきましょう。

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