ハイヤーとは

ハイヤーとは

ハイヤーとは、完全予約制の貸し切り送迎車のことです。ハイヤーは、多くの場合タクシー会社と企業の間で契約されており、企業の役員や海外VIPの送迎に利用されています。そのため採用されるドライバーも厳選されており、運転技術だけでなく、礼儀作法やマナーといった基準をクリアする必要があるのです。

ハイヤーの特徴とは

ハイヤーの特徴は、何と言っても高級感と、運転手のホスピタリティです。ハイヤーはタクシーよりも、車やホスピタリティの面でグレードが高い特徴があります。企業の役員や海外のVIP、取引先のお客様、イベントのゲスト・講師などの送迎にハイヤーは使われます。そのため、高級感のある漆喰の黒い車に加え、運転手も身なりを整え、礼儀作法やマナーを身につけています。

ハイヤーには行燈や社名がなく高級感に溢れる

タクシーの車体の上部には行燈があり、側面にはタクシー会社の社名が入っています。しかし、ハイヤーの場合にはそれがありません。黒塗りの高級感溢れる輝く車体となっています。ただ、お客様からお金をいただいて目的地までお連れするため、「旅客自動車運送事業」となります。その場合にはナンバープレートが緑の背景に白字で書かれたものとなります。つまり、行燈や社名は入っていない車で、緑色の背景に白色の文字のナンバープレートの場合にはハイヤーということです。

ホスピタリティのあるハイヤー運転手

ホスピタリティとは、「思いやり」や「心を込めたおもてなし」のことです。約束の時間前には予約場所で待っていることや、お客様が近づいてきたときにハイヤーのドアを開けること、非喫煙者のためにタバコを控えてにおいにまで気を配ることなど、様々な心遣いがハイヤー運転手に求められるホスピタリティです。

タクシー運転手にもお客様を思いやる気持ちや行動は求められますが、高級なハイヤーの運転手にはそれ以上に求められるでしょう。ハイヤー事業を行う会社によっては、ホスピタリティを醸成するため、運転手の秘書検定という資格を取得させることもあります。

ハイヤーは完全予約制

街中を走っているタクシーは停めて乗ることができますが、ハイヤーの場合はそうはいきません。ハイヤーは基本的に完全予約制です。あらかじめ予約しておき、その予約時間・予約場所にハイヤーがお迎えに行くという流れになります。

タクシーの場合には街中を走っているところをお客様の目に留まる色やロゴである必要がありますが、ハイヤーの場合にはその必要がありません。そうした理由もあり、ハイヤーの車体には行燈や社名がないのです。

ハイヤーとタクシーでは乗車料金が異なる

ハイヤーの料金システムはタクシーとは異なります。タクシーは乗車した場所から目的地で降車した場所までの料金となる一方、ハイヤーの場合には営業所を出庫するときから、営業所に帰庫するところまで乗車料金に含まれます。そのため、タクシーよりも、利用料が高めに設定されています。

また、ハイヤーの場合は時間ごとに一定の料金を支払う貸し切りシステムとなっています。利用時間や利用頻度、希望する車種などによっても料金が変わります。

ハイヤー運転手に求められる守秘義務

ハイヤーでは企業の役員や取引先のお客様など、要人をお乗せすることが多いです。ハイヤーの中では、お客様が電話をすることもあり、その際に聞いたことは外に漏らさないことも重要です。それだけでなく、どなたが、いつ予約しているか等も守るべき守秘義務に当たります。このように、ハイヤーの運転手には秘密保持に対する高い意識も必要となるのです。

ハイヤー運転手の給与

タクシー運転手と同様に、ハイヤー運転手の給与も、基本給と歩合給からなります。営業でがんばれば売り上げを増やせるタクシー運転手の場合には、歩合給の割合を高くすることで、営業活動で売り上げを伸ばそうとモチベーションにつなげることができます。しかし、ハイヤーの場合には「流し」などの営業活動がありません。
完全予約制となっているので、ハイヤー運転手の給与形態に関しては、タクシー運転手に比べて基本給の比率が高く、その分歩合給の比率が低くなっています。そのため、自分から積極的に営業をかけて歩合給を増やそうとする人は、一般的なタクシードライバーが向いているといえます。

今回はハイヤーについて、タクシーと比較しながらお伝えしました。いきなりハイヤーの運転手として採用されることはほとんどなく、最初の数年はタクシー運転手として働き、その後適正を考慮したうえでハイヤーの運転手として働くことができます。下積みの年数は人によって異なりますが、少なくとも2年ほどはタクシー運転手として働く必要があるでしょう。

ハイヤーの運転手、それからタクシー運転手にご興味のある方は、ドライバーズワークでタクシードライバーの求人を検索してみてください。40代・50代など中高年で未経験でも活躍しやすい特徴がありますので、転職の際にはぜひタクシー業界も検討してみてはいかがでしょうか。

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