観光タクシーとは

観光タクシーとは

観光地を巡る観光タクシー。タクシー運転手になるとしたら、観光タクシーの運転手になりたいと感じている方もいるでしょう。そこで、観光タクシーの概要と、観光タクシーの運転手になる方法、求められる知識についてご紹介します。

観光タクシーとは?

観光タクシーとは、観光地を巡ることに特化した、旅行者向けのタクシーサービスのことです。観光タクシーの運転手は、お客様を目的地まで送り届けるだけでなく、観光名所を案内します。案内と言うのもタクシーを運転しながらではなく、実際にタクシーから降車して、ツアーガイドのように名所の説明をしていきます。

観光タクシーの料金制度

普段利用しているタクシーは距離と時間で運賃が計算されていますが、観光タクシーは1時間や30分ごとに一定の金額が決められている定額料金制であることも特徴的です。観光バスは一般的に乗車した人数ごとに料金がかかりますが、観光タクシーは乗車人数や移動距離によって金額が変わることがないので、お金の心配をせずに安心して利用できます。一般的なタクシーとは異なり、観光タクシーは事前の予約が必要です。

観光タクシーの1日の流れ

観光タクシーでお客様を乗せるときの1日の流れについて大まかにお伝えします。

  1. お客様を迎える
  2. 1日のルート・案内する観光地をお客様の意向をもとに決める
  3. 観光地を案内する
  4. お客様を送り届ける

1日のルート・案内する観光地に関しては、お客様が予約時に申し出ることもあります。観光したい名所だけを言われることも多く、観光タクシー運転手は、経験をもとに最適なルートを提案します。また、ランチやディナーにおすすめのお店を聞かれることも多いため、観光地近くのお店についても調べて、実際に足を運んでおく必要があるでしょう。なお、お客様がランチやディナーの時間に、タクシー運転手も、さっと食事を済ませておきます。

どういう場面で観光タクシーが使われる?

  • 修学旅行での観光
  • 親孝行を兼ねた家族旅行
  • 海外旅行で日本に訪れた外国人の観光

良くあるのが、修学旅行の観光の際にグループごとにタクシーを貸し切って使うものがあります。電車での移動が大変、団体で電車を使うのは周りの人に迷惑をかけてしまう、効率良く観光地を回れるといった理由から観光タクシーが用いられます。

観光タクシーの運転手に求められること

観光タクシーの運転手は一般的なタクシー運転手と異なり、お客様と一緒に観光名所を巡ります。そのため、通常のタクシー運転手以上に求められることがあります。

観光名所に関する知識

観光タクシーの運転手には、その地域の観光名所までの道を知っているのが前提条件として、他にも観光名所の知識が必要とされます。運転手の持っている知識次第でお客様の満足度も変わってくるのです。観光バスでは入れない穴場スポットやガイドブックには載っていないような隠れた名所、地元ならではの美味しい食事処など、観光タクシーでしか味わえない特別な体験を提供することが求められます。

お客様とのコミュニケーションを取る能力

観光タクシーは長時間同じお客様と時間を過ごすため、通常のタクシーに比べるとお客様とのコミュニケーションが多い業務です。観光名所ではお客様と一緒に下車し、案内や観光のお手伝いをする場合もあります。お客様自身が立てた観光プランに沿って案内する場合もありますが、お客様とコミュニケーションをとる中で、お客様のニーズを引き出し、ベストな旅を提案してあげるのも観光タクシー運転手に必要な能力の1つです。

外国語の能力

観光タクシーを利用するのは、日本人だけではありません。海外旅行で日本に訪れた外国人が、観光タクシーを利用することもあります。そのため、観光タクシーの運転手には、語学力も求められます。

観光タクシー運転手になるには?

東京や京都、沖縄など、観光名所の多いエリアには観光タクシーが多くあります。タクシー運転手になりたい人の中には、ガイドを兼ねてお客様の移動をサポートする観光タクシーの運転手に憧れる人もいるでしょう。どうしたら観光タクシーの運転手になれるのでしょうか?

基本的には最初に法人タクシーの運転手として乗務に当たります。そして経験を積んだうえで、希望に応じて観光タクシーの運転手を目指していくことになるでしょう。ただし、観光タクシーの運転手として働くのなら、土地に関する知識、観光名所や歴史についての豊富で深い知識が必要になります。本格的に観光タクシーを目指す場合には、ガイドするための検定試験を受け、認定ドライバーを目指しましょう。その認定ドライバーの資格として、東京なら「東京観光タクシードライバー」があります。

東京観光タクシードライバーになるにはどうする?

東京観光タクシードライバーになるには、認定資格があります。それは、東京観光タクシー推進協議会の設ける「東京観光タクシードライバー認定制度」です。東京観光タクシー推進協議会を構成するのは、観光庁の観光地域振興部や東京都産業労働局の観光部の役職の方、その他自治体の観光部の課長、大学教授、東京タクシーセンター専務理事、東京ハイヤー・タクシー協会の会長、東京都個人タクシー協会の会長など、錚々たるメンバーです(参考:一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会「東京観光タクシー推進協議会」)。信頼度の高い資格と言えるでしょう。東京観光タクシードライバーとして認定されるためには、以下の検定を取得し、研修をすべて修了させます。

  • 東京シティガイド検定(運営:公益財団法人 東京観光財団)
  • ユニバーサルドライバー研修(運営:一般財団法人 全国福祉輸送サービス協会)
  • 東京観光タクシードライバー認定研修(運営:一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会)

観光タクシーの運転手になるに当たって絶対に必要というわけではありませんが、認定ドライバーになるに越したことはありません。東京で観光タクシーの運転手を目指すのであれば、ぜひともこの認定資格の取得を目指していきましょう。

今回は観光タクシーについてご紹介しました。東京や京都、沖縄などには観光タクシーが多いですが、山梨県にもワイナリー巡りをする観光タクシーがあったり、埼玉県にも小江戸川越巡りをする観光タクシーがあったりと、各自治体の観光名所で活躍しています。「旅行が好き」、「歴史が好き」そんな方は観光タクシーの運転手を目指してみてはいかがでしょうか。

なお、タクシー運転手は40代50代など中高年で未経験でも活躍しやすい特徴がありますので、転職の際にはぜひタクシー業界も検討してみてください。これからタクシーの仕事をお探しならドライバーズワークでタクシー運転手の求人を検索していきましょう。タクシー業界知識に詳しい専門家が無料で相談にも乗りますので、お悩みの方はぜひ活用してみてください。

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