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コロナ禍におけるタクシー業界の運転手の現状と対策とは?

コロナ禍におけるタクシー業界の運転手の現状と対策とは?

新型コロナウイルスでは、仕事にも私生活にも様々な影響がありました。タクシー業界も例外ではなく、コロナ以前とは状況がまったく異なっています。そこで、今回はタクシー業界の現状を確認し、タクシー運転手が行っているコロナウイルスへの対策について見ていきましょう。

タクシー業界の現状は?

新型コロナウイルスが猛威を振るい、世界に大きな影響を与えました。国内でも緊急事態宣言がなされ、国全体で外出自粛を推し進めてきました。コロナウイルスの蔓延が世間的に言われてきてから緊急事態宣言を受けたタイミングでは、普段なら賑わう週末の大都市、渋谷や新宿からも人影がなくなりました。タクシー運転手からすると、「お客様どころか人がいない」という状況です。そのため、流し(街中を走りながらお客様を探すこと)をしてもお客様が見つからないことしばしばです。

この度緊急事態宣言が解除され、オフィスへの勤務が始まるなど、外出する方が徐々に増え始めています。これまでの人の量に比べれば、その数はまだ多くはありませんが、今後飲食店が夜間の営業を再開したときには以前と同じような活気が戻ってくるでしょう。

また、タクシー事業者には特例として有償貨物運送の業務をすることが認められています。タクシーはお客様の目的地までの移動をサポートする旅客として事業を行っており、有償貨物運送の業務は行えません。有償貨物運送は、簡単に言うとデリバリーサービスのようなものです。つまり、この特例によって、お店が提供する料理を、お客様の自宅まで運ぶサービスを提供できるということです。コロナの感染リスクを防ぐために外出したくないお客様と、店舗での営業はできないが購入してもらえないと経営が成り立たない飲食店をつなぐ、サービスを展開しています。

この他、お客様の代わりに買い物を行う「おつかいタクシー(お買い物代行タクシー)」というサービスも提供しています。

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タクシー業界の対応は?

コロナウイルスの拡大を防ぐため、タクシー業界でも様々な取り組みが行われています。タクシー運転手自身がコロナに感染しないように注意するとともに、お客様間で感染させないように対応しています。

厚生労働省の呼び掛けている「密閉空間・密集場所・密接場面」、いわゆる「3つの蜜」を避けることはもちろん、タクシー運転手がマスクをする・私語を慎む・車内の消毒をするなどしています。どんなときにどんなことを行っているのか、具体的にタクシー運転手の仕事に沿って見ていきましょう。

通勤時

タクシー運転手という職業から考えると、電車に乗るイメージが湧かないかもしれませんが、事務所までの通勤に電車を利用する方もいます。そこで、通勤時の混雑した状況下での乗車を避けるために、変形労働時間制や週休3日制などを導入しています。
また、発熱やせきなどでコロナの症状が疑われる方や、感染者と濃厚接触が疑われる方には自宅待機が命じられています。

乗務開始前

出勤してから乗務開始前までの間には、検温を行っています。朝と夕方で1日に2回検温します。検温時に発熱がある場合には乗務ができません。また、普段乗務の前にはアルコールが入っていないか確かめるためにアルコール検知器を使うのですが、この検知器に関してもこまめに除菌したり、検知器の数を増やしたりして、タクシー運転手間での感染リスクを避ける対策をしています。

乗務中

タクシー運転手はお客様を乗せるときにも、マスクを着用し、私語はなるべく慎むようにしています。そして、お客様には基本的に後部座席を利用してもらい、助手席には乗らないように呼び掛けています。

お客様が降車した後は、窓やドアを開けてよく換気し、次亜塩素酸ナトリウム溶液やエタノールなどを使って車内を消毒します。
タクシー会社によってはコロナ対策として、タクシーの運転席と後部座席の間に、透明のビニールカーテンやアクリル板などで仕切りを作っています。仕切りとなっている場所の後部座席側、それから手すりやタブレットなど、お客様がよく触る場所を中心に拭きあげていきます。消毒したりゴミを拾ったりと、車内を掃除する際にはマスクや手袋を着用して行い、作業後には手洗いを徹底しています。

乗務終了後

タクシー会社では「1車2人制」や「2車3人制」などと呼ばれるように1台のタクシーを複数人で使いながら営業を行いますので、自分が乗務を終えた後には、次のタクシー運転手が乗務することになります。そうしたこともあり、乗務終了後には、お客様を降車させた後と同じように、換気・消毒を行います。

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コロナ禍におけるタクシーの役割とは?

通勤・通学の手段には様々ありますが、その中でも公共交通機関を利用する方も少なくないでしょう。コロナウイルスでの騒動が落ち着き、コロナ以前と同様に経済活動が始まると、電車やバスなどの公共交通機関には人が多くなり、満員電車になることも想定されます。もし本当にコロナの前と同様に満員電車となってしまった場合には、感染リスクが高まるでしょう。

そこで、タクシーが役立ちます。先にもお伝えしたように、タクシー業界でも様々なコロナ対策を行っております。どちらにリスクがあるかは人によって感じ方が異なりますが、満員電車に乗るのはリスクが高いと言えるでしょう。通勤・帰宅の手段として満員になりやすい電車やバスなどの公共交通機関の利用を避け、タクシーを利用する手段も検討してみる必要がありそうです。

今回はコロナ禍におけるタクシー業界の現状と対策についてお伝えしました。タクシー業界でもマスクの着用や、車内の消毒など、コロナに対しての取り組みを行っております。新型コロナウイルスによって退職を余儀なくされ、仕事に迷っている方もいるでしょう。もしそうでしたら、タクシー運転手として働くこと検討してみてはいかがでしょうか。

タクシー運転手は40代、50代以上などの中高年の方でも未経験から活躍できるチャンスがありますので、ご転職をお考えの際はぜひタクシー業界も検討してみてください。これからタクシーの仕事をお探しならドライバーズワークでタクシー運転手の求人を検索していきましょう。タクシー業界に精通したキャリアアドバイザーが相談に乗ることも可能!お悩みの方はぜひ活用してみてください。

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陣痛・妊婦 タクシーについて

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マタニティタクシー(陣痛タクシー)とは、妊娠中の女性に向けたタクシーサービスで、自宅住所やかかりつけの病院を事前登録しておくだけで、陣痛が始まった際に速やかに病院までのタクシー送迎が受けられるものです。 陣痛時の移動手段となるマタニティタクシー 陣痛がいつ始まるか事前に予測することはできません。旦那さんや家族が近くにいない時に始まる可能性もあります。自分自身で車を運転できるのであれば、自力で病院へ行くのも一つの手段ですが、そこまでの余裕がないこともあります。人命に関わる状況でない限り、救急車の利用も推奨されていません。このような場合に、マタニティタクシーが有効な手段の一つとなるのです。 マタニティタクシーの利用方法 マタニティタクシーを利用する際は、事前に名前や自宅の住所、かかりつけの病院、出産予定時期などを登録しておくことが必要です。これにより、突然陣痛が始まった場合でも、電話をかけるだけでタクシーを呼び出すことができ、病院までの道案内をする必要もありません。陣痛の他、定期検診や買い物などでも利用できることもあります。利用登録は無料で、利用料金は通常のタクシー料金と変わらないのが一般的です。ほとんどのタクシー会社では365日24時間対応しているので、妊婦さんにとってはとても心強いサービスと言えるでしょう。 妊婦さんには嬉しいきめ細やかなサービス マタニティタクシーの基本的なサービス内容は、各社で大きな違いはありませんが、より妊婦さんに寄り添ったサービスを展開しているタクシー会社もあります。例えば、マタニティタクシーのドライバーに対して、妊婦さんのサポート方法や緊急時の対応に関する講習を導入しているタクシー会社もあります。また、陣痛と同様に、破水もいつ起こるか分かりません。そうした場合に備えて、バスタオルや防水シートを用意してくれるタクシー会社もあります。加えて、陣痛時に利用した際は、病院に到着後タクシー料金を支払う余裕がない可能性があります。そのような場合に、料金を後払いにできることもあるのです。細かいサービス内容は各社異なりますので、事前に調べておくと良いでしょう。

子育てタクシーについて

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子育てタクシーとは、一般社団法人全国子育てタクシー協会が主催する、子供やその保護者に向けたタクシーサービスです。協会が指定する養成講座と保育実習を修了したドライバーが運転を行い、子供を連れての外出や、子供の緊急時の送迎に利用することができます。全国のタクシー会社で導入が進んでおり、自治体による後押しも広がっています。 子育てタクシーの利用方法 子育てタクシーの利用には、事前登録や事前予約が必要です。自宅住所や連絡先、子供の名前、送迎する施設名などを伝えておきます。子育てタクシーの利用料金は、基本的に通常のタクシー料金と変わりません。年齢に応じてチャイルドシートの利用も可能です。 子育てタクシーのコースは4種類 子育てタクシーのサービスには、「かんがるーコース」「ひよこコース」「こうのとりコース」「ふくろうコース」の4種類があります。 ■かんがるーコース かんがるーコースは、乳幼児と保護者が一緒に利用できるサービスです。ベビーカーや荷物の積み降ろしなどをサポートしてくれます。また乗客の要望に応じて、自宅の玄関先まで荷物を運ぶこともあります。 ■ひよこコース 子供一人でのタクシー利用を手助けするのがひよこコースです。通園や通学、塾への送迎などに最適なサービスとなっています。ひよこコースを利用するには、事前登録以外に、送迎先との打ち合わせを行う必要があります。また利用するタクシー会社によっては、年齢制限を設けている場合もありますので、確認しておきましょう。 ■こうのとりコース 「マタニティタクシー」や「陣痛タクシー」とも呼ばれるサービスです。急な陣痛が起こった際、病院までの移動手段として利用することができます。 ■ふくろうコース 夜間に子供が発熱・ケガをした際など、夜間の急なトラブルに対応してくれるのがふくろうコースです。最寄りの夜間救急病院に送迎し、当番医まで案内をしてくれます。 関連記事 陣痛・妊婦 タクシーについて 関連記事 乗り合いタクシーとは?相乗りとの違いは? 関連記事 観光案内・観光タクシー運転手の仕事内容とは? 関連記事 介護タクシー運転手の仕事内容とは

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