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中国発のAIを活用したタクシー配車アプリ「DiDi」

中国発の配車サービス大手の「DiDi」がソフトバンクと合弁会社DiDiモビリティジャパンを設立し、2018年9月27日より大阪市でサービスを始めました。2019年1月現在では、東京都にもサービスの幅を広げております。順次、京都や福岡、沖縄などの主要都市でもサービスを広げる計画を進めています。

didi

■ DiDiで今までにない移動体験を | DiDiモビリティジャパン株式会社
https://didimobility.co.jp/

中国本土では、一般ドライバーが客を送迎する通称「白タク」は合法化されており、送迎アプリにドライバーとして登録することで旅客業務が行えますが、日本の場合は法律に抵触します。在日中国人が訪日の中国人旅行客に向けて、類似のライドシェアアプリやSNSを用いて日本国内で白タク業務を行なっていることが大きな問題となっております。DiDiではタクシー会社と連携し、そういった白タク業者を徹底排除させて正規のドライバーだけが登録できるような仕組みを取っています。

ドライバー用アプリでお客様の位置を簡単に把握

お客様はスマートフォン用アプリにてタクシーを呼び出します。ドライバー用アプリには乗車位置までの距離と到着時間の目安が表示されます。お客様とはアプリ内のメッセンジャーで会話をすることができるので、電話を掛ける必要や、直接声をかけてコミュニケーションを取る必要がありません。

「車内決済」と「アプリ決済」をお客様が選んで支払い完了

目的地までお客様を送り届けた後は、お客様が支払い方法を選択します。車内決済を選んだお客様に対しては、通常通り車内での支払いに対応する形となります。タクシー会社によってその対応方法は様々です。
アプリ決済を選んだお客様に対しては、事前にお客様が登録されたカードから自動的に引き落としができるので、車内でお金を受け取ったり、お釣りを渡したりする必要がありません。

AIによるマッチング分析

「DiDi」の主な特徴として、AIを使った分析を行っていることが挙げられます。AIの分析と予測機能によって、お客様とタクシーを素早くマッチングします。また、交通事情を把握し、渋滞の回避や工事になどによる規制区域の回避などに役立っています。


「DiDi」はまだ、アプリとして利用できる範囲は狭いのですが、新世代の配車アプリとして、乗客だけではなくタクシー業界にとっても有用なアプリとなっていくでしょう。

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株式会社ミライユ
ドライバーズワーク編集部

株式会社ミライユは2014年に創業、少子高齢化・労働力不足といった社会問題を雇用創出や就職支援を通じて解決すべく、社会貢献性が高い業界・領域に特化して転職支援サービスを展開している企業です。中でもタクシー業界、運送・配送業界、警備業界、10代20代の転職市場に精通しています。

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タクシードライバーの保険とは?

タクシードライバーの保険とは?

タクシー運転手は通常の車両運転者と比較して車を運転する時間が長いため、いかに安全に気を配っていても事故に巻き込まれるリスクがあります。万が一事故が発生してもスムーズに対応し業務に復帰するためには保険について知っておくと安心です。こちらでは法律で義務付けられている保険や、タクシードライバー専用の保険をご紹介します。   任意保険の加入は必須 タクシーのように営業活動で乗客を輸送する場合、現在は自賠責保険だけでなく任意保険にも必ず加入しなければいけません。タクシー業の営業許可を取得するために任意保険に加入することが必要とされるようになりました(旅客自動車運送事業運輸規則第19条の2)。国土交通省が定めた任意保険の要件は、対人賠償については8,000万円以上、対物賠償については200万円以上(免責額30万円以下)です。 タクシー会社に所属している場合、ドライバー個人はタクシー会社が指定している共済または保険会社の任意保険に加入することになります。手続きの大部分は会社が処理し、ドライバー個人は指示にしたがって必要事項を記入すれば加入できます。個人タクシーの運転手であっても、協同組合に加入している場合は協同組合が手続きをサポートしてくれる場合も多いです。   タクシー共済とは タクシー共済は、特定の団体や協同組合が運営する保険形態で、相互補助の精神に基づいて非営利目的で提供されています。組合員同士が互いに助け合う仕組みです。共済は一般的な保険会社と比較して、保険料が割安で提供される傾向があります。これは、組合員同士の連帯感と協力によって運営され、費用を節約するためです。タクシー共済は、複数のタクシー会社が協力して設立した協同組合による共済制度を指します。この共済はタクシー業界に特化しており、事故時にはタクシードライバーにとって有利な条件で保護してくれる傾向があります。日本では「東京ハイヤー・タクシー交通共済協同組合」など、有名なタクシー共済組合が存在します。 一般的な保険との違い タクシー共済は非営利団体が運営しているため、自動車保険と比較して費用が割安です。さらに、タクシー共済の運営には元タクシードライバーが多く関わっており、事故の示談交渉においてはタクシードライバーの立場に立って有利な交渉を行うことができる場合があります。ただし、一般自動車保険に切り替える場合は、保険等級の取り扱いが異なる場合があります。自動車共済の契約が満了したなどで一般自動車保険に切り替えようとする場合、等級をそのまま引き継げない場合があるため留意する必要があります。   タクシー用自動車保険の特徴 自動車の任意保険には個人用自動車保険と法人向けである一般自動車保険の2種類がありますが、タクシードライバーは業務につき一般自動車保険に加入しているケースが多いです。タクシードライバーが個人用自動車保険に加入することも可能ですが、個人用自動車保険はあくまで日常利用やレジャー目的の車両に対する保険のため、タクシードライバーが加入したい場合、受ける必要の無い補償内容が含まれるなどの理由で割高になるようです。一般自動車保険は、業務特性や目的に合わせて補償内容を柔軟に調整できるほか、法人向けの特約も豊富にラインナップされています。実際の事故発生時の示談交渉においても一般自動車保険に加入していた方が交渉時に有利にはたらきやすいともいわれていますので、自動車保険に加入したい場合、最終的なコストパフォーマンスを考えると一般を選択することをおすすめします。   タクシー保険の適用範囲 単独事故が発生した場合、乗客の要求に応じて、治療費や賠償金は自賠責保険と任意保険の対人賠償から支払われます。同様に、人身事故の場合も被害者からの請求に応じて支払われます。車両が壁や電柱に衝突した場合、任意保険の対物賠償から支払われますが、その範囲内であればタクシー会社や運転手が負担します。 車両保険に未加入の場合、車両修理費用も自己負担が必要です。車対車などの対向事故の場合、過失の割合に従って、自賠責保険と任意保険の対人賠償から乗客に支払われ、過失の割合に基づいて車両の対物賠償が行われます。それを超える修理費用は、車両保険に未加入の場合、自己負担が発生します。通常、これらの事故処理の示談交渉は保険会社の専門スタッフが担当します。 ただし、運転手が100%被害者である場合(たとえば、乗客がいない状態で後方から追突された場合など)、または被害額が免責範囲内に収まる場合、タクシー会社の事故処理担当者が対応します。個人タクシーのように自分で交渉しなければならない場合、弁護士費用を補償してくれる特約を選択することが安心です。   事故に遭ってしまったら 事故処理 万が一事故に遭ってしまった場合、落ち着いて次の手順を行います。 事故相手の安全状態を確認し、重傷者がいれば速やかに救急車を呼びます。 事故の詳細に応じて示談交渉が行われ、事故が周囲に影響を及ぼしている場合や法律で通報が必要な場合は警察に通報されます。 所属のタクシー会社に事故を報告し、会社の指示に従って対応します。最後に、車両や物件の損傷がある場合、修理が必要です。この際、保険を利用する場合は、保険会社に事故の詳細を説明し、許可を取得する必要があります。   事故の責任の所在 事故の責任について、民法および自動車損害賠償保障法によれば、タクシードライバーが他人に損害を与えた場合でも、その損害の賠償責任は通常タクシー会社に帰属します。この法律により、運転手個人ではなく、タクシー会社が損害を賠償する責任を負うことが定められています。 ただし、タクシー会社によっては、運転手に事故に対するペナルティーを課す方針を採る場合もあります。そのため、タクシー会社に入社する前に、事故が発生した場合のペナルティーについて調査しておくことが重要です。   多い事故原因 お客さんに気を取られないように タクシー運転手はお客さんを見つけて停車する際に、安全確認を怠ることがあります。お客さんに意識が集中しすぎて、周囲の安全を見逃す可能性があります。したがって、お客さんを見つけてから、乗車する前に安全を確認する習慣を持つことが大切です。停車する側にいるバイクなどとの接触事故を防ぐため、慎重な運転を心がけましょう。 死角に注意 自動車の構造上、運転手がミラーで確認できない死角が存在します。この死角に人やバイクが入ると、交通事故のリスクが高まります。歩行者がこの死角に隠れている場合、事故の発端となる可能性があるため、発車前に何度も確認することが重要です。発車後に突然誰かが飛び出す可能性も考慮して安全確認を怠らないようにしましょう。   お客様が乗車中の事故 単独事故 単独事故は、タクシードライバーの不注意によって建物などに衝突し、タクシーが損傷し、ドライバーまたは乗客が負傷する事故を指します。乗客にとっては、タクシードライバーの単独過失による事故と見なされます。そのため、乗客はタクシードライバーに対して損害賠償請求を行うことができます。 相手過失が100%の事故 相手の過失が100%の事故は、相手が一方的に衝突した場合を指します。たとえば、交差点で信号待ちをしている間に、後方から一方的に追突されたケースなどが該当します。この場合、タクシードライバーには過失がまったくなく、相手側に100%の過失があるため、事故相手に対して全面的な損害賠償請求が可能です。 互いに過失のある事故 互いに過失のある事故は、お互いの不注意によって引き起こされる場合があります。出会い頭の衝突事故などがその例です。この場合、タクシードライバーと相手の双方に過失があるため、双方が賠償金の請求をすることが可能です。特別な同意書が必要なく、お互いの過失を認める場合でも、損害賠償が行われます。   まとめ タクシー運転手には、自賠責保険、任意保険、共済保険の3つの主要な保険が必要です。自賠責保険は法律で義務づけられており、他者への損害賠償をカバーします。任意保険はリスクを補完し、医療費や車両の損害などを保護します。共済保険は専門的な協同組合が提供し、通常の保険よりも経済的な選択肢として知られています。 事故が発生した場合、適切な処理が必要で、報告と示談交渉が含まれます。タクシー運転手の保険は、業務特性と法律の要件に合致し、事故処理の適切な手続きが不可欠です。

タクシーでチップをもらったらどうするべきか?

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日本ではあまり馴染みのないチップの文化。実はタクシードライバーの仕事はチップをもらえる機会がある数少ない職業の1つです。しかし、チップ事情について知らなければ、もらったときにどのようにすればよいのか迷ってしまうことでしょう。そこで、ここでは日本のタクシーにおけるチップ事情について詳しく見ていきます。 日本におけるタクシードライバーのチップ事情 世界の多くの国では、料金の10%程度のチップがタクシードライバーに支払われています。それでは、日本の場合にはどうでしょうか。基本的には、日本ではチップの習慣はなく、それはタクシードライバーにおいても例外ではありません。しかし、ほかの職業と比べるとチップをもらえる機会は多い傾向にあります。実際にチップをもらった経験のあるタクシードライバーは多くいます。タクシードライバーとして働くメリットの1つにチップを挙げる人もいるほどです。 ちなみに、日本におけるチップは、小さな紙袋に包んで渡されることがマナーとされていますが、タクシードライバーについては紙袋なしでそのまま現金を渡すことが多くなっています。それは、お釣りをチップとして渡すお客様が多いためです。 どんなときにチップが支払われるか? それではどのような場面でチップが支払われるのでしょうか。タクシードライバーがチップを受け取ることの多いシチュエーションは、お釣りの小銭が多くなるときです。例えば、タクシーの料金が1,700円でお客様が2,000円を渡したとき、300円のお釣りをチップとするケースです。 また、お客様の荷物をトランクルームに出し入れしたときなどにもチップが支払われることがあります。ちなみに、バブル時代では1万円ほどのチップがもらえたこともあったようです。 チップは受け取ってもいいの? チップを渡された場合には基本的に受け取っても問題ありません。断るのではなく、笑顔でありがたく頂戴することによってお客様も嬉しい気分になることでしょう。タクシードライバーに渡されるチップは、タクシー会社による決まりがなければ全額ドライバーのものとなります。そのため、チップはタクシードライバーにとって嬉しい副収入になるのです。 いかがでしたでしょうか。ここまでタクシー業界におけるチップ事情について見てきました。忘れてはいけないのは、チップはあくまでもサービスの対価ということ。心をこめたサービスあってのものだということは忘れないようにしましょう。運転技術を向上させたり、地理に詳しくなったり、日々の努力を惜しまないことが大事です。 さらに、コミュニケーションの技術も磨くとよいでしょう。チップをもらえるようなタクシードライバーを目指してみてはいかがでしょうか。

タクシードライバーがなりやすい高血圧の実態

タクシードライバーがなりやすい高血圧の実態

タクシードライバーの平均年齢は、57.6歳と年々その平均年齢は上がってきています。 この年齢にさしかかると注意しなくてはならないのが、自身が『健康』であることです。『健康』を損なうと、職場やプライベートなど色々なところに支障をきたします。 人は皆、歳をとるにつれて、今まで健康体であった人も以前のようにいかず、体になんらかの爆弾を抱えてしまうものです。その中でも、よく聞く爆弾の1つが『高血圧』です。 高血圧自体は、症状として体には出にくいものなので、普通に生活していると気づきにくく、気が付いた時には動脈硬化や脳卒中といった命の危険を招く原因になってしまう恐ろしい爆弾です。 『高血圧』という名前は聞いたことがあるが、実際なるとどうなってしまうのか!など、知っているようで、あまり知らない『高血圧』の実態について、ご紹介したいと思います。ここで正しい知識を身につけて、予防や対策を考えていきましょう。 関連記事 あまり健康に自信がないのですが、タクシードライバーになれますか? 新着タクシー求人を見る 血圧について知っておこう! そもそも『血圧』って、体にどんな働きをするものなのでしょうか。『血圧』は、血管の中を流れる血液が血管壁に与える圧力のことを言います。血液は心臓の働きによって全身の血管に押し出されます。心臓が収縮して血液を送り出すときに血圧が最も大きくなり、これが高血圧だった人の場合、さらに血圧が上昇してしまうため、心臓に負担がかかってしまいます。 高血圧の症状とは!?  『高血圧』と言っても、少しくらいの血圧の上昇ではほとんど症状はありません。しかし、高い血圧状態が長期間続き、それを放置すると、動脈硬化をまねき、脳卒中などの脳になんらかの障害が出るだけでなく、心臓病や腎疾患など、さまざまな疾患を併発させてしまいます。 日本高血圧学会では、『高血圧』の基準を140/90mmHg(診察時)としています。もし、ご家庭で測定する場合は、135/85mmHgを目安にしてください。これ以上の血圧が出てしまった場合、高血圧の対象となりますので病院で必ず治療するようにしましょう。 新着タクシー求人を見る 放置しておくと大変危険な高血圧 高血圧の状態をずっと放置しておくと、下記のような病気につながります。この病気は最悪の場合『死』に至り、助かった場合でも普段通りの生活が送れなくなってしまう可能性もある恐ろしい病気です。 脳卒中 最高血圧が10mmHg上昇すると男性で約20%、女性で15%リスクが高くなります。脳卒中の危険なところは、命を落とすことはなくても、脳に障害が残ってしまい、運動障害や言語障害が残りやすく日常生活に大きな影響を与えてしまいます。 心疾患 こちらも高血圧が大きな原因でなる方が多いです。特に男性の場合、最高血圧が10mmHg高くなると、15%も危険性が増すというデータが最近の研究で証明されています。 慢性腎臓病 高血圧が続くと、腎臓にも大きな影響を与えます。腎臓病を放置しておくと、心筋梗塞や脳卒中で死亡するリスクが高まります。 以上のような病気を避けるためにも、高血圧に気が付いたらなるべく早いうちに対処しておくことが大切です。 無料会員登録 高血圧になる原因は? 『高血圧』になる大きな原因として、遺伝や環境などでなってしまう『遺伝的要素』と『環境因子』があります。 【遺伝的要素】 生まれつき高血圧になりやすい体質の人がもつ要因です。これに該当してしまう方は、日頃から食べ物や運動に細心の注意をはらい、普通の人よりも気をつけなければなりません。 【環境因子】 日々の食事や、運動といった生活の積み重ねにより『高血圧』になってしまう人です。 これは、自分の努力によって改善が見込めますので、普段から規則正しい生活をすることが大切です。 以上の要因を『本能性高血圧』と言い、血圧を上げるいくつかの要因が複雑に絡み合っています。中でも最も多い原因は、『環境因子』だと言われており、ここでいくつかその原因の詳細をご紹介していきます。 食塩の取り過ぎ 食塩=塩化ナトリウムを取り過ぎると、尿内へナトリウムを排出するという腎臓の能力を上回ってしまうため、血液中にナトリウムが溜まってしまいます。ナトリウムが溜まってしまうと、ナトリウム濃度を調整しようという働きが起きます。よって循環血流量が増加し、血圧が上がってしまいます。 肥満 肥満は、高血圧の最大の危険因子になります。特に、内臓肥満は血圧上昇と深い関係があるため、減量すると血圧が下がる傾向にあると言われています。心臓から送られてくる血液の量は体重に比例して増加するので、心臓に最も負荷がかかります。 ちなみに、メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)は、内臓脂肪型肥満に高血圧、高血糖、脂質異常のうちいずれか2つ以上を併せもった状態で、過剰な内臓脂肪の蓄積(激太り)は高血圧症、糖尿病などの生活習慣病を併発する危険性がありますので、くれぐれも注意しましょう! 精神的ストレス 精神的ストレスは血圧を一時的に上昇させます。これが常に続くと、交換神経の緊張状態が続き、血管が収縮され血圧が高い状態を持続させてしまいます。 喫煙 タバコに含まれるニコチンには、血圧をあげる作用があります。続けて吸っていると心筋梗塞や動脈硬化のリスクが非常に高くなります。 関連記事 あまり健康に自信がないのですが、タクシードライバーになれますか? 関連記事 タクシードライバーの業務に差し支えないアルコール飲酒量とは 高血圧は簡単に調べられる!?予防と改善方法 高血圧は自覚症状がほぼなく、放置すると危険ですが、自宅で簡単に知ることができるのです。それによって、予防もできるし、早めの改善にも繋がります。 タクシー会社で働いている人はタクシー会社で健康診断が受けられます。もちろん、一般企業でお勤めの方も、健康診断を行っていれば、ほとんどのとことで『血圧測定』という項目があると思います。その結果、『血圧高め』と診断された場合、高血圧を疑い早めに病院で受診してみましょう。治療が必要なレベルなのかどうか判断を仰いでください。 また、最近では家庭でも簡単に測れる『血圧計』が売っています。それで、自分が今どれくらいあるのか確認してみましょう。 血圧が高めで気をつけなければならない人は、改善の第一歩『食事の取り方』や『規則正しい生活を送る』ようにしていきましょう。 高血圧を防ぐ食事のポイント 食塩を減らしましょう 加工食品に含まれる食塩も併せて1日6g未満を目標にしてください。食塩の代わりに、酢やレモンなど酸味の効いたものを利用すると減塩できます。 加工食品などで『ナトリウム』という表示がでてきた場合の食塩の算出方法は、こちらになります。 ナトリウム(g)× 2.54 = 食塩量(g) 食塩が多く含まれる加工食品 即席のラーメン 1袋(6.4g) レトルトのビーフカレー 1袋(2.8g) いかの塩辛 大さじ1杯(1.4g) 梅干し 1個(1.3g) たくあん 20g(0.9g) 食パン 6枚切1枚(0.8g) 茹でうどん 1玉(0.7g) ロースハム 1枚(0.5g) 普段何気なく食べている食品ですが、意外にも食塩が多く含まれているので献立にも気をつけて食事をとるようにしましょう。 エネルギーは控えめに 肥満は、血圧の上昇を引き起こします。穀類や菓子など糖分を多く含む食品はなるべく控えましょう。 栄養のバランスを考え正しく献立を 毎食「主食・主菜・副菜」を揃えましょう。 ・主食(炭水化物を多く含む食品) ご飯、パン、めん類など。こちらの食品は、多く摂りすぎると危険なものなので注意しましょう。 ・主菜(良質タンパク質を多く含む食品) 魚、脂肪分が少ない肉など。これらは、たんぱく質が多く、血管を丈夫にする働きがあります。 ・副菜(ビタミン、ミネラルを多く含む食品) 新鮮な野菜、果物。こちらの食品には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを多く含み、余分なナトリウムを尿中に排出し、血圧を下げる効果があります。食物繊維は、便秘解消にも効果を発揮しますので、一石二鳥の食品です。 アルコール飲料は医師と相談しましょう アルコールは、血管を広げる働きがあり、飲酒後は血圧を下げますが、飲み過ぎると逆に血圧を上昇させてしまう働きがあります。また、エネルギーの取り過ぎにも繋がるため肥満の原因になってしまいます。飲酒は、医師と相談し、ほどほどにしましょう。 高血圧予防に最適の生活のポイント 休養と睡眠はしっかり取る 生活のリズムを崩さず、1時間でも多く睡眠をとるようにしましょう。睡眠不足が高血圧の原因に繋がるデータが某研究で証明されています。 適正な体重を維持する -標準体重を目標にしてください。肥満は、高血圧の最大の敵です。 標準体重(Kg) =身長 (m) ×身長 (m) ×22 便秘に注意 便秘時のいきみは、血圧を上昇させてしまいます。食事や薬などで、予防することが大切です。 ストレスをためない生活を心掛ける 継続的なストレスは、高血圧になりえる大きなリスクです。たまには、ストレスを発散させ気分転換をして生活するようにしましょう。 禁煙する 喫煙は、周囲の人だけでなく自分にも大きな害を及ぼします。極力、禁煙するようにしてください。 適度な運動 適度な運動は、心臓や肺の機能を高め、血液の循環を促進します。体を動かすことで、肥満のリスクも軽減され、高血圧だけでなく糖尿病などのリスクを少なくなります。 急激な温度差に注意する 真夏や真冬は、冷房や暖房を使うので、外との気温差がかなりあるため血管に負担をかけてしまいます。特に真冬の場合、寒いと血管が縮小し、急に温かくなると血圧が上昇してしまいます。なるべく、気温差のない環境を保ちましょう。 無料会員登録 高血圧にならないためにタクシードライバーが目指すこと! 高血圧は、それ自体大きな病気ではありませんが、放置しておくと命の危険を伴う重大な病気になるリスクがあります。自覚症状がなくても、自分で調べることができるので、予防や対策がとりやすいと思います。タクシー会社の場合、必ず入社前にも健康診断がありますので、いち早く自分の血圧を知ることができるでしょう。 早期発見が、健康への第一歩です。もし、血圧が高いかな?と感じたら「ただの血圧が高いだけ」と放置せず、必ず病院で適切なアドバイスを受けてくださいね。 現在、血圧が正常値の人も高齢になるにつれて高血圧になりやすくなります。タクシードライバーの皆さんには、勤務シフトの関係上なかなか生活のリズムを構築するのが困難かもしれませんが、食事の見直しをするだけでも大きく改善されるはずです。自分のできることから実践して、健康な体を維持できるよう気を付けて生活するように心掛けましょう。 関連記事 タクシードライバーの平均年齢!高齢化と勤続年数についてのレポート

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話題のおつかいタクシー(お買い物代行タクシー)とは?

話題のおつかいタクシー(お買い物代行タクシー)とは?

いわゆる、おつかいタクシーが最近話題となっています。おつかいタクシーとは、タクシー会社の提供するサービスの1つで、スーパーへのお買い物などを代行してくれるサービスのことです。タクシーサービスには、病院送迎サービスやお子様の送迎サービスなど高齢者や体の不自由な方、子育てに追われている方をターゲットにしたものが多数あります。その1つに、おつかいタクシーがあります。 「おつかいタクシー」の概要とは 冒頭にもお伝えした通り、おつかいタクシーとは、お買い物を代行するタクシーサービスのことです。名称はタクシー会社によって異なり、おつかいタクシー以外にも、お買い物タクシー、思いやりタクシー、お買い物代行サービス、お買い物・お料理宅配代行サービスなどと名付けられています。買い物に行けない方、行きたくない方の代わりにスーパーで買い物をし、家まで届けてくれるタクシーサービスのことです。 また、おつかいの内容はスーパーなどでの買い物に限りません。薬局で薬の受け取ることも可能です。薬の受け取りを依頼するときには、あらかじめ本人以外が受け取れるかどうか、病院や薬局に確認してください。 どんな方が使う?利用者とは おつかいタクシーの利用者は多岐に渡ります。 高齢者 体が不自由で買い物に行くのが困難な方 体調不良の方 仕事や家事が忙しい方 家から出たくないとお考えの方 ここにご紹介した以外にも様々な利用者がいます。介護タクシー(介護保険タクシー)の場合には、要介護者しか使えませんが、このおつかいタクシーに関しては、どなたでもご利用いただけます。 関連記事 福祉タクシーとは?介護福祉タクシーとの違い ユニバーサルデザインタクシー(UDタクシー)とは?介護タクシーと何が違うの? どんなときに使う?利用するシチュエーションとは 体が不自由で買い物が困難なとき 体調が悪くて外に出られそうにないとき 天気が悪くて外に出たくないとき 仕事や家事が忙しくて買い物に使う時間を節約したいとき お米や飲み物など重いものを買うとき これはあくまで一例ですが、このようなシチュエーションでおつかいタクシーが使われています。特に体が不自由で買い物に行くことも困難な方にとっては非常に役立つサービスと言えるでしょう。 日本各地で広がるおつかいタクシー 現在、おつかいタクシーは日本全国のタクシー会社に広がっています。 青森県のポストタクシー 福島県のいわきタクシーグループ 茨城県のさわやか交通 東京都・神奈川県・埼玉県の三和交通 東京都の東京交通 神奈川県のKGグループ 奈良県の奈良近鉄タクシー 兵庫県の山陽タクシー 広島県のなべタクシー 例として上記のタクシー会社を挙げましたが、この他にもお買い物代行サービス・お買い物付き添いサービスを提供しているタクシー会社も少なくありません。買い物代行タクシーサービスは、買い物に困っている方の日々の生活をサポートします。こうしたサービスが全国各地に広がることで、より住みやすい環境になっていくでしょう。 女性のタクシー運転手が買い物をしてくれる会社もある 買い物に慣れていない方の場合、同じ物でも商品を選ぶ際のポイントが分からず時間がかかってしまいます。利用者の中には、女性のほうが手馴れていて、かつ商品選びのコツを知っているのではないかと考えて女性のタクシー運転手を求める方もいます。そうした背景があり、おつかいタクシーは女性のタクシー運転手が担当しているタクシー会社もあります。例えば、青森県のポストタクシーがそうです。 もちろん女性でなくても、買い物に慣れているタクシー運転手も少なくないですし、おつかいタクシーの経験を積むことによって買い物に慣れる方もいます。ですから一概に女性のタクシー運転手が良いと言えるものではありません。どうしてもと言うのであれば、おつかいタクシーの依頼をする際に女性タクシー運転手をお願いできるか聞いてみましょう。 利用の流れとは 電話でおつかいの内容を伝えて依頼する タクシー運転手が買い物をする(薬を受け取る) タクシー運転手がご希望の場所までお届けする かかった費用を清算して商品を受け取る 電話1本で買い物をお願いできる魅力があります。 利用料金はどのくらい? 利用料金の制度はタクシー会社によって異なりますが、大まかに次の3つの料金がかかります。 お店から指定場所までの片道のタクシー運賃 お買い物費用 サービス料金 1つ目のタクシー運賃に関しては、通常の運賃より少し割り増しの料金になっていることが多いです。30分当たりの料金は約3,000円となっています。3つ目のサービス料金に関しては500円ほどです。 繰り返しますが、おつかいタクシーの料金は、タクシー会社によって異なります。タクシー運賃も通常と同じ金額としているところもありますし、サービス料金を取らないタクシー会社もあります。 以上、おつかいタクシー(お買い物代行タクシー)についてご紹介しました。利用条件もなく、どなたでもご利用いただけます。買い物に行けないとき、行きたくない方は、お近くのタクシー会社のおつかいタクシーサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

タクシーの事前確定運賃とは?利用者と運転手のメリット・デメリット

タクシーの事前確定運賃とは?利用者と運転手のメリット・デメリット

タクシーの事前確定運賃が利用できるサービスが導入されました。この事前確定運賃という仕組みは、タクシー利用者にとって、そしてタクシー運転手にとってどのような影響があるのでしょうか。 関連記事 タクシー配車アプリ「JapanTaxi」について 関連記事 羽田空港の国内線に定額タクシー乗り場を設置 事前確定運賃とは? 事前確定運賃とは、通常タクシーを降車する際に料金が確定するのに対し、乗車前に確定させる料金のことを指します。これは事前確定運賃に対応しているスマートフォンのタクシー配車アプリを活用して、乗車地点と降車地点を事前に入力すると、ルートや運賃が提示されます。その中からルートを確定させることで事前に運賃を確定させることができるものです。乗車前に運賃を確定するためには、アプリ内の自動計算の機能を利用します。スマートフォンの配車アプリを利用して乗車位置と降車位置を指定することで、運賃を確定させます。確定された運賃を画面に表示することで、ユーザーはタクシーの運賃を乗車前に知ることができます。 事前確定運賃でタクシーに乗車する方法 スマートフォン等でタクシー配車アプリを起動する 乗車希望地点と降車希望地点を入力する 決済方法としてキャッシュレス決済を指定する 注意事項を確認して問題がなければ「同意」する 複数のルートから経路を選択する 入力事項に問題がなければ「確定」して配車依頼をする タクシーの運賃計算の仕組み タクシーの運賃は、走行距離や時間によって決まります。そのため、移動距離だけではなく、渋滞などに巻き込まれた場合の時間も運賃に含まれていきます。今回の事前に運賃が確定するサービスを導入するにあたって、距離だけでの計算だけではなく、交通事情などもあらかじめ踏まえて補正を行うことで、事前の料金を実際の料金に近づけて表示させることができるようになりました。2017年に行った実証実験の結果では、事前の確定運賃と実際の運賃の間で0.6%の誤差が出た程度ですんだという結果が出ております。今回の事前運賃確定サービスでは、渋滞に巻き込まれたとしても、運賃は変わらずメーターを気にしなくてもよくなります。今回のサービス導入については、タクシー会社があらかじめ国土交通省に届出を出す必要があります。 事前確定運賃の乗客側のメリット タクシーはとても便利な移動手段ですが、その料金が乗車前に予測しにくい場合もあり「いくらかかるのか不安」「メーターが上がる前に降りたい」「遠回りされて料金が高くなっていないか」など料金に関する不安や不満を抱えているユーザーも多いです。事前確定運賃はその名のとおり乗車前に運賃がわかるためそのような不安や不満が解消されタクシーの利便性を高めることができると考えられます。また、事前確定運賃の場合には、渋滞に合った場合も、赤信号に何度も当たって時間がかかった場合も事前に決まった運賃から変更はありません。ただし、利用にあたり配車料金が別途発生します。東京都のタクシー会社の場合ですと電話や配車アプリ経由にかかわらず配車料として300~400円程度の料金が発生します。 事前確定運賃のタクシードライバー側のメリット まず一番に期待されるのはタクシー利用者の増加だといえます。今までは支払う料金がいくらになるか分からず、タクシーの利用を避けて電車やバスを利用してきたユーザー層の一部が新たにタクシーを利用しはじめる可能性があり新たな顧客の獲得につながります。また、東京都内の場合、タクシーの乗客を獲得する方法の多くは「流し営業」と呼ばれるタクシードライバーが運転しながら目視で乗客を探すというもので、流し営業には長年の経験やスキルなどが必要となるため、稼げるタクシードライバーとそうでないタクシードライバーには差が出てしまうというのが大きな課題でした。しかし、今後タクシー配車アプリが普及することで、タクシー運転手は「流し営業」をする必要性が今よりも減少し、経験が浅くても安定した売上を稼ぐことができるようになることが想定されます。そして最後に、事前確定運賃の場合には、迎車料金が含まれています。お客様の乗車希望地点に向かうまでの料金も得られるということです。そのため、流し営業でお客様を獲得するよりも効率良く、稼げるようになるのではないでしょうか。 関連記事 タクシーの流しとは?コツを掴んで給料UPへ【流しのコツ10選】 関連記事 タクシー運転手は稼げるの?高収入を得るコツとは?【徹底紹介】 いかがでしたか? タクシーの事前確定運賃についてご紹介しました。選択肢が広がるという意味でタクシーの乗客にとっても、引いてはタクシードライバーにとってもメリットのある仕組みといえます。こうした便利なサービスが広がることでタクシー利用者も増えていくことが期待されます。タクシードライバーになりたいと考えている方は、事前確定運賃があること、アプリ配車の仕組みについては事前に良く確認しておくと良いでしょう。なお、タクシードライバーは40代や50代以上の方も活躍できる職種です。転職の際はぜひタクシー業界も選択肢の一つとして視野に入れられることをおすすめします。 新着タクシー求人を見る

コロナ禍におけるタクシー業界の運転手の現状と対策とは?

コロナ禍におけるタクシー業界の運転手の現状と対策とは?

新型コロナウイルスでは、仕事にも私生活にも様々な影響がありました。タクシー業界も例外ではなく、コロナ以前とは状況がまったく異なっています。そこで、今回はタクシー業界の現状を確認し、タクシー運転手が行っているコロナウイルスへの対策について見ていきましょう。 タクシー業界の現状は? 新型コロナウイルスが猛威を振るい、世界に大きな影響を与えました。国内でも緊急事態宣言がなされ、国全体で外出自粛を推し進めてきました。コロナウイルスの蔓延が世間的に言われてきてから緊急事態宣言を受けたタイミングでは、普段なら賑わう週末の大都市、渋谷や新宿からも人影がなくなりました。タクシー運転手からすると、「お客様どころか人がいない」という状況です。そのため、流し(街中を走りながらお客様を探すこと)をしてもお客様が見つからないことしばしばです。 この度緊急事態宣言が解除され、オフィスへの勤務が始まるなど、外出する方が徐々に増え始めています。これまでの人の量に比べれば、その数はまだ多くはありませんが、今後飲食店が夜間の営業を再開したときには以前と同じような活気が戻ってくるでしょう。 また、タクシー事業者には特例として有償貨物運送の業務をすることが認められています。タクシーはお客様の目的地までの移動をサポートする旅客として事業を行っており、有償貨物運送の業務は行えません。有償貨物運送は、簡単に言うとデリバリーサービスのようなものです。つまり、この特例によって、お店が提供する料理を、お客様の自宅まで運ぶサービスを提供できるということです。コロナの感染リスクを防ぐために外出したくないお客様と、店舗での営業はできないが購入してもらえないと経営が成り立たない飲食店をつなぐ、サービスを展開しています。 この他、お客様の代わりに買い物を行う「おつかいタクシー(お買い物代行タクシー)」というサービスも提供しています。 関連記事 話題のおつかいタクシー(お買い物代行タクシー)とは? 関連記事 タクシー配車アプリ「JapanTaxi」について タクシー業界の対応は? コロナウイルスの拡大を防ぐため、タクシー業界でも様々な取り組みが行われています。タクシー運転手自身がコロナに感染しないように注意するとともに、お客様間で感染させないように対応しています。 厚生労働省の呼び掛けている「密閉空間・密集場所・密接場面」、いわゆる「3つの蜜」を避けることはもちろん、タクシー運転手がマスクをする・私語を慎む・車内の消毒をするなどしています。どんなときにどんなことを行っているのか、具体的にタクシー運転手の仕事に沿って見ていきましょう。 通勤時 タクシー運転手という職業から考えると、電車に乗るイメージが湧かないかもしれませんが、事務所までの通勤に電車を利用する方もいます。そこで、通勤時の混雑した状況下での乗車を避けるために、変形労働時間制や週休3日制などを導入しています。 また、発熱やせきなどでコロナの症状が疑われる方や、感染者と濃厚接触が疑われる方には自宅待機が命じられています。 乗務開始前 出勤してから乗務開始前までの間には、検温を行っています。朝と夕方で1日に2回検温します。検温時に発熱がある場合には乗務ができません。また、普段乗務の前にはアルコールが入っていないか確かめるためにアルコール検知器を使うのですが、この検知器に関してもこまめに除菌したり、検知器の数を増やしたりして、タクシー運転手間での感染リスクを避ける対策をしています。 乗務中 タクシー運転手はお客様を乗せるときにも、マスクを着用し、私語はなるべく慎むようにしています。そして、お客様には基本的に後部座席を利用してもらい、助手席には乗らないように呼び掛けています。 お客様が降車した後は、窓やドアを開けてよく換気し、次亜塩素酸ナトリウム溶液やエタノールなどを使って車内を消毒します。 タクシー会社によってはコロナ対策として、タクシーの運転席と後部座席の間に、透明のビニールカーテンやアクリル板などで仕切りを作っています。仕切りとなっている場所の後部座席側、それから手すりやタブレットなど、お客様がよく触る場所を中心に拭きあげていきます。消毒したりゴミを拾ったりと、車内を掃除する際にはマスクや手袋を着用して行い、作業後には手洗いを徹底しています。 乗務終了後 タクシー会社では「1車2人制」や「2車3人制」などと呼ばれるように1台のタクシーを複数人で使いながら営業を行いますので、自分が乗務を終えた後には、次のタクシー運転手が乗務することになります。そうしたこともあり、乗務終了後には、お客様を降車させた後と同じように、換気・消毒を行います。 関連記事 タクシードライバーの点呼から終業までの1日の流れ 関連記事 「1車2人制」や「2車3人制」とは?1台のタクシーを2人の乗務員で使う具体例を詳しく解説! コロナ禍におけるタクシーの役割とは? 通勤・通学の手段には様々ありますが、その中でも公共交通機関を利用する方も少なくないでしょう。コロナウイルスでの騒動が落ち着き、コロナ以前と同様に経済活動が始まると、電車やバスなどの公共交通機関には人が多くなり、満員電車になることも想定されます。もし本当にコロナの前と同様に満員電車となってしまった場合には、感染リスクが高まるでしょう。 そこで、タクシーが役立ちます。先にもお伝えしたように、タクシー業界でも様々なコロナ対策を行っております。どちらにリスクがあるかは人によって感じ方が異なりますが、満員電車に乗るのはリスクが高いと言えるでしょう。通勤・帰宅の手段として満員になりやすい電車やバスなどの公共交通機関の利用を避け、タクシーを利用する手段も検討してみる必要がありそうです。 今回はコロナ禍におけるタクシー業界の現状と対策についてお伝えしました。タクシー業界でもマスクの着用や、車内の消毒など、コロナに対しての取り組みを行っております。新型コロナウイルスによって退職を余儀なくされ、仕事に迷っている方もいるでしょう。もしそうでしたら、タクシー運転手として働くこと検討してみてはいかがでしょうか。 タクシー運転手は40代、50代以上などの中高年の方でも未経験から活躍できるチャンスがありますので、ご転職をお考えの際はぜひタクシー業界も検討してみてください。これからタクシーの仕事をお探しならドライバーズワークでタクシー運転手の求人を検索していきましょう。タクシー業界に精通したキャリアアドバイザーが相談に乗ることも可能!お悩みの方はぜひ活用してみてください。 新着タクシー求人を見る

タクシー配車アプリ「JapanTaxi」について

タクシー配車アプリ「JapanTaxi」について

Uberなどの新しい配車サービスが海外からやってくる中、日本のタクシー業界でも、利用する人に向けて便利なアプリをリリースしました。 それは、JapanTaxiというアプリです。JapanTaxiではスマートフォンのGPS情報を使用し、お客様がいつでもどこでもタクシーを利用できるように作られたアプリです。 お客様はどこにタクシーを呼んでほしいか、どこまで行きたいかをアプリ上で設定することができます。目的地へのルートもアプリ上で表示されるので、安心してタクシーを利用することができるようになります。 スマートフォンが持つGPS機能を有効的に利用し、本来タクシーが持っている移動手段に対しての利便性と掛け合わせ、新たな配車サービスとして今注目を集めています。 アプリを介してお客様がいる場所に向かうことができる このアプリの最大の特徴はGPSを利用したタクシー配車ができるという点です。ユーザーはスマートフォン端末のGPS機能を使うことで、現在地を知ることができます。 表示された位置に対して、「ここで乗る」ボタンを押すことでその場所にタクシーを呼び出します。ドライバーは「乗務員アプリ」を利用してJapanTaxiでお客様がタクシーを求めている場所を把握することができ、アプリからの指示に対して「了解する」ことで、その場にお客様を向かえに行くことができます。 ※アプリで呼ばれた場所に向かっている途中に、目の前でお客様が手を挙げてタクシーを止めようとした場合は、手を挙げられたお客様を優先して対応します。 ※アプリで呼ばれた場所に向かっている途中、会社からの無線を切る前に無線配車の指示が出た場合は、会社からの配車指示に従って対応いたします。 また、お客様の方では予約日時の設定もできますので、いつの何時にどの場所に向かえばいいかも指定できます。この場合は、通常の送迎予約と同じように、配車位置まで向かうことができます。 アプリ上で目的地指定、走行距離と目安料金も表示され支払いが便利に お客様は目的地の指定もアプリ上で行うことができます。配車を頼んだ後で、続けて目的地の指定を行うとそこまでの最短ルートが表示される設定になっています。運転手側もそのルートに従って運転することができるので、迷わずスムーズにお客様を目的地まで送り届けることができます。 ※配車ルートは表示されますが、お客様から別のルートを指示された場合は、お客様の指示に従ってルート設定をしてください。 さらに、アプリ上では走行距離による料金が自動的に計算されます。この料金は交通規制や渋滞などを推し量ることはできないので、時間で加算される料金の算出ができません。こちらの料金については、あくまで目安としての料金計算であることを乗車時に伝えることで、支払い時のトラブルを回避することができます。 関連記事 タクシーにわざと遠回りされた・・・? 関連記事 タクシーで起きるトラブルとは?また対処方法は? クレジットカード決済に対応 お客様はアプリ上でクレジットカードなどの支払い方法を事前に登録しておくと、オンライン決済でタクシーを利用することができます。 クレジットの利用可否はタクシー会社によって異なりますが、昨今のタクシーではクレジットカード決済はもちろんのこと、SuicaやQUICPay、LINE Pay(注)などのサービスにも対応している車が増えてきているので、各種端末の利用方法は覚えておくとよいでしょう。決済の種類を多く揃えていることで、お客様側からも利用しやすいサービスとしてタクシーを提供することができます。 (注) 2018年12月10日開始:【LINE Pay】「JapanTaxi」と提携 領収書の発行も可能 お客様側ではJapanTaxiのアカウントを事前登録しておくことで、領収書の発行もアプリ内で可能になっています。従来であれば、降車時にお客様から領収書を求められることが多かったかと思いますが、お客様がネット決済を行なった際の領収書はWebから発行することができるようになったので、その場で発行する手間が省かれます。 今までは、お客様を乗せるために大通りを流したりや駅前などで客待ちをしたりしていたタクシーですが、これからは配車を求めているお客様から呼び出していただけるサービスとしての利用も増えてくることでしょう。 タクシー業界もスマートフォンやアプリを利用して、イノベーションを起こしています。 関連記事 スマホのタクシー配車アプリの知られざる真実 関連記事 中国発のAIを活用したタクシー配車アプリ「DiDi」 関連記事 タクシーの事前確定運賃とは?利用者と運転手のメリット・デメリット 新着タクシー求人を見る

陣痛・妊婦 タクシーについて

陣痛・妊婦 タクシーについて

マタニティタクシー(陣痛タクシー)とは、妊娠中の女性に向けたタクシーサービスで、自宅住所やかかりつけの病院を事前登録しておくだけで、陣痛が始まった際に速やかに病院までのタクシー送迎が受けられるものです。 陣痛時の移動手段となるマタニティタクシー 陣痛がいつ始まるか事前に予測することはできません。旦那さんや家族が近くにいない時に始まる可能性もあります。自分自身で車を運転できるのであれば、自力で病院へ行くのも一つの手段ですが、そこまでの余裕がないこともあります。人命に関わる状況でない限り、救急車の利用も推奨されていません。このような場合に、マタニティタクシーが有効な手段の一つとなるのです。 マタニティタクシーの利用方法 マタニティタクシーを利用する際は、事前に名前や自宅の住所、かかりつけの病院、出産予定時期などを登録しておくことが必要です。これにより、突然陣痛が始まった場合でも、電話をかけるだけでタクシーを呼び出すことができ、病院までの道案内をする必要もありません。陣痛の他、定期検診や買い物などでも利用できることもあります。利用登録は無料で、利用料金は通常のタクシー料金と変わらないのが一般的です。ほとんどのタクシー会社では365日24時間対応しているので、妊婦さんにとってはとても心強いサービスと言えるでしょう。 妊婦さんには嬉しいきめ細やかなサービス マタニティタクシーの基本的なサービス内容は、各社で大きな違いはありませんが、より妊婦さんに寄り添ったサービスを展開しているタクシー会社もあります。例えば、マタニティタクシーのドライバーに対して、妊婦さんのサポート方法や緊急時の対応に関する講習を導入しているタクシー会社もあります。また、陣痛と同様に、破水もいつ起こるか分かりません。そうした場合に備えて、バスタオルや防水シートを用意してくれるタクシー会社もあります。加えて、陣痛時に利用した際は、病院に到着後タクシー料金を支払う余裕がない可能性があります。そのような場合に、料金を後払いにできることもあるのです。細かいサービス内容は各社異なりますので、事前に調べておくと良いでしょう。

子育てタクシーについて

子育てタクシーについて

子育てタクシーとは、一般社団法人全国子育てタクシー協会が主催する、子供やその保護者に向けたタクシーサービスです。協会が指定する養成講座と保育実習を修了したドライバーが運転を行い、子供を連れての外出や、子供の緊急時の送迎に利用することができます。全国のタクシー会社で導入が進んでおり、自治体による後押しも広がっています。 子育てタクシーの利用方法 子育てタクシーの利用には、事前登録や事前予約が必要です。自宅住所や連絡先、子供の名前、送迎する施設名などを伝えておきます。子育てタクシーの利用料金は、基本的に通常のタクシー料金と変わりません。年齢に応じてチャイルドシートの利用も可能です。 子育てタクシーのコースは4種類 子育てタクシーのサービスには、「かんがるーコース」「ひよこコース」「こうのとりコース」「ふくろうコース」の4種類があります。 ■かんがるーコース かんがるーコースは、乳幼児と保護者が一緒に利用できるサービスです。ベビーカーや荷物の積み降ろしなどをサポートしてくれます。また乗客の要望に応じて、自宅の玄関先まで荷物を運ぶこともあります。 ■ひよこコース 子供一人でのタクシー利用を手助けするのがひよこコースです。通園や通学、塾への送迎などに最適なサービスとなっています。ひよこコースを利用するには、事前登録以外に、送迎先との打ち合わせを行う必要があります。また利用するタクシー会社によっては、年齢制限を設けている場合もありますので、確認しておきましょう。 ■こうのとりコース 「マタニティタクシー」や「陣痛タクシー」とも呼ばれるサービスです。急な陣痛が起こった際、病院までの移動手段として利用することができます。 ■ふくろうコース 夜間に子供が発熱・ケガをした際など、夜間の急なトラブルに対応してくれるのがふくろうコースです。最寄りの夜間救急病院に送迎し、当番医まで案内をしてくれます。 関連記事 陣痛・妊婦 タクシーについて 関連記事 乗り合いタクシーとは?相乗りとの違いは? 関連記事 観光案内・観光タクシー運転手の仕事内容とは? 関連記事 介護タクシー運転手の仕事内容とは

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